カテゴリ:授業の様子

2/14、15休校 オンライン授業

県立高校入試前、一斉の臨時休校となったため、本日(2/14)と明日は「オンライン授業」です。

今日は、1年生と2年生の各教室から7限の授業、3年生は特別講座をオンラインで実施。全約20教室から配信しました。

それぞれの教室で見やすさなども工夫して。先生方の黒板の字も、大きく見やすくなっている様子。

オンラインで集中が持続する時間とかも、考えて配信。

 

このコロナ禍で、進んだものの一つがオンライン学習環境。タブレットもオンラインも、生徒諸君はすぐに対応していました。どこからでも学習に参加できるツール、自分のペースで進めるツールとして、より有効な活用を探ってほしいと思います。

 

美術の授業

3年生、私立大学入試も中盤から終盤を迎え、国公立大前期に向けて特別補習に頑張っています。

 

そんな4限目、2年生の美術の授業を参観させてもらいました。

『版画』

彫刻刀で掘るものではなく針(ニードル?)で削っていたので、「エッチングですか?」と聞くと「ドライポイント」というんだそうです。原画を描き、カーボン紙で版に写し、針で削る。インクをのせてプレス機で印刷するんだとか。このように削るというと「銅板」と思っていましたが、健康等に配慮して「塩ビ版」を使っているとのこと。線で詳細に表現された版画が仕上がっていました。

表現技法とともに、美術の歴史にも触れているように感じます。

版画が終わると、次は『アニメーション』に取り組むんだそうです。これも楽しみですね。

急に寒くなってきましたが+英語の授業

急に寒くなってきましたが、運動部では先週末から始まっている新人大会に向けて、文化部では県高校総合文化祭や、この週末からはじまる近畿高等学校総合文化祭(滋賀大会)に向けて、練習真っ盛りです。

さて、今日校内で行われた英語の研究授業の様子を一つ。

以前に、このブログで紹介した山本先生とALTのライアン先生のTTで行われる2年生の授業の続編です。福井大学大学院の先生をお迎えして本日5限に行われました。

前回までに、各班ごとのテーマでタブレットを使ってクラス内アンケートを実施。結果を幾つかのグラフにまとめました。本日の授業では、それをレポーター役の生徒に英語で説明し、レポーターの生徒は班に戻って伝える、というものです。両先生からの説明はAll Englishでしたが、私が分からないところも生徒諸君はおおむね理解できているようです。

私も聞き手が足らない所に参加して、説明を聞いて質問したり。

 1つ目の班は『USJ』について。「何回行ったことがある」「好きなアトラクションは」「ディスニーランドとどっちが好き」など。2つ目の班は『SUSHI』について、「どこのお店に」「好きなネタは」「どれくらいの回数(頻度)で」とか。私のときには説明側もノンペーパーでしたが、タブレットで資料を見せながらの説明は分りやすく、私の片言の英語での質問にもちゃんと答えてくれました。

 参加した感想は「とても楽しい授業だった」。生徒諸君の話題にリアリティがあり発見があり、コミュニケーションのちょっとした緊張と楽しさがあり。このような活動で「もっとお話しできるようになりたい」と思って、自分で勉強しようと思う生徒も少なくないだろうなと。

参観の先生から「想定していたよりも、生徒達に聞く力があって驚いた」という感想もうかがいました。先生方、生徒の皆さん、参加させていただきありがとうございました。

 

1年生「租税教室」 興味深い発想が

1年生各クラスで「租税教室」が行われています。

本日は財務省北陸財務局福井財務事務所、福井税務署、税理士の皆様、計7名の講師の方においでいただき、全体講義と2つのクラスでのグループワークが行われました。

まず全体講義では「初任給から何が引かれるか」「水平的公平と垂直的公平」「税金には50もの種類がある」など租税のお話と、「歳出の最大は社会保障」「国債費が歳出の約4分の1」などの財政のお話し。税金は大切な「財源」であることが理解できます。

そして次の時間、2つのクラスでグループワーク「財務大臣になって予算を作ろう!」。それぞれのチームが狙いをもって、項目予算を増減していきます。明日以降に実施するクラスも多いので、今日の発表の内容は控えますが、予算増も予算減も積極的な狙いで考えています。ストレートに予算に反映される興味深い発想が出てきます。面白い授業です。

投票年齢や成人年齢が引き下げられた今の高校生。政治・財政などに関心をもって社会参加し、若い力・意見を実際の世の中で発揮してほしいと思います。

LL教室から 授業のひとコマ

15日(水)5時間目LL教室、2年生の英語の授業です。T1である英語の先生とT2のALTの先生、2人の先生による授業。

初めに

・What is your favorite ice cream flavor?

・Do you prefer to eat ice cream in a cone or in a paper cup?

など、5つの質問が投げかけられ、それぞれがタブレットで回答します。すると、すぐにその回答がグラフになってタブレットに現れました。そのグラフを見ながら、ワークシートの質問で特徴を整理したり、結果を参考に意見を述べたり。

自分たちのクラスの意見がすぐにグラフにまとめられて、その場で授業の話題になる。リアルな話題で、リアルな意見交換。授業もどんどん変わって来ているようです。

3年生秋季特別講座スタート

本日(9月9日(木))放課後から、「2021秋季特別講座」がスタートしました。

国公立大学受験等への記述力強化をめざして、本日から11月中旬まで。英語、数学、物理で放課後に各90分4回のシリーズで実施します。講師は県内外の予備校講師の先生にお願いし、一層の実践力をつけていきます。

本日の英語は、対面による講義室受講とタブレットによる教室受講を生徒が選び、3つの会場に分かれて受講しました。先生の話と黒板に集中して顔を上げて聞く対面講義に対し、タブレットは机の上に画面とテキスト・ノートがある顔を下げて集中するスタイル。それぞれに勉強しやすさがあるのかなと思いながら拝見しました。

今日の7限LHは「共通テスト出願説明会」で、本物の「受験案内」を手に出願手続きの説明を聞きました。受験本番に向けた手続きを進めつつ、秋から共通テストを経て2月まで、ここからが伸びるときです。自習室で頑張る生徒、教室で教え合う生徒、職員室前で質問する生徒、それぞれ頑張っている様子です。

 

また、1年生LHは「進路講演会」でした。「3年間で、1年生の7月から11月にかけてが模試成績の変動が大きい。今回の模試の結果資料から、次に向けて何をすべきかを捉えることが大切」と。文理選択も始まりました。

 

 

夏季国公立大学対策講座

8月4日、5日、夏季国公立大学対策講座を行いました。国公立大学進学を目指す実力の養成に、3年生希望者約140名が参加。本講座は予備校の先生に講師をお願いしています。

「感染拡大特別警報」が出されたため、4日は学校で実施しながら自宅受講の準備も整えました。4日は県外の先生はオンライン、県内の先生は講義室等で。そして、急遽5日は全ての講座をオンラインで自宅で受講しました。

 そんな5日、講座を覗かせていただきました。文系は講義室から数学の講義を配信されていました。微分積分の重要問題。夏に重要問題をしっかり理解しておくことは大切ですね。

文系は英語。講師の先生は県外から、生徒達は自宅から接続してオンラインで講義中。

オンラインの学習システムも実用的になってきたようです。

どのような状況でも夏は受験勉強の大切な時間。この自宅学習の時間にじっくり自分のやりたいことに取り組めるといいですね。

 

エアコン使用開始と体育の授業

気温が上がってきましたので、昨日から教室温度を見ながらエアコンの使用を開始しました。気持ちよく冷えるみたいです。コロナ感染防止対策のため換気しながら使用していきます。一方で温暖化防止の意識ももって、他の可能な節電には取り組んでいきたいと思います。

 

さて、授業公開週間も終盤。授業風景は教室の写真が多いので、今回は先の家庭科に続き体育です。

マット運動「倒立前転」の授業。これまでは全員一斉に説明を聞いて同じ練習していたようですが、今日は練習レーンを段階別に用意し、YouTubeの動画を参考に、各自が修得段階に応じて取り組んでいます。それぞれが必要な段階をしっかり練習でき、できたらどんどん進める。これも個別最適化なのかなと。

一方、外で2面と体育館1面、3面展開で女子がハンドボール。1年生は今はハンドボールでしょうか。授業後に「ハンドボール面白い?」と聞くと「メッチャ楽しいです」と。

他の時間に3年生の選択体育は、2つの体育館でバレー2面、バスケ1面、さらに卓球とバドミントン。

ソフトボールやテニスをやっている学年もありますね。

いずれも、広いグランドと大きな体育館が1か所に集まっている、本校らしい施設をフルに使っての体育です。

前期 公開授業週間

5月30日(月)から2週間、教員の一層の授業力向上のために授業を見せ合う「公開授業週間」です。

教科ごとにテーマを設定して研究授業と研究協議も行われます。この春のテーマは、「PK法(紙芝居プレゼン法)」「タブレット活用」「映像活用」「指導と評価」などです。

 

先陣を切って行われた数学の研究授業は、領域内の点におけるある式の値の最大・最小を考える問題。生徒達の机上にはタブレットとプリント。問題が提示されると、生徒達は図形ソフトを使ってイメージをつかもうとします。問われていることと図形的な意味、計算が上手くつながっているでしょうか。

参観の先生方も、廊下でタブレットを開きながら。

時間が来ると練習問題の解答が配信されたり、授業終わりにはアンケートで授業を振り返って、その結果が続いて行われる研究協議ですぐにみられるとか。

 

続いて、家庭科。エプロンの制作です。

ホワイトボードやマネキンで現物を確認し、プロジェクタで手順を確認。タブレットで各工程の動画も参考にできるとか。自宅でお料理したり裁縫したりも、タブレットで手順確認しながらだと便利でしょうね。

まち針の打ち方やミシンのかけ方も科学ですね。実習もあり生活に生きて、改めて興味深い科目です。

ICTは新しく有効な道具。有効に使いながら、いかに考える授業、よくわかる授業になるか。

先生たちも研究し工夫しています。

 

新年度開始 3年春季集中補習

4月1日(火)新年度がはじまりました。

外は春らしい穏やかな日差し。2,3年生の新クラスも発表されました。

 

そんな中、さっそく「3年春季集中補習」が行われました。共通テストなどに向かって、早期から具体的な学習の仕方を知るために、数学と英語で県内予備校から講師の先生を招いて実施。文系・理系 合計約120名が、密を避けるため、直にと校内リモートで4つの講義室や教室に分かれて受講しました。

9:00から、昼食をはさんで80分×4講座で15:40まで。「頭がパンパンです」と言いながら、出来るだけ多くのことを吸収したり、考えようと頑張っていました。

今は部活動などとも両立しながら、切り替えを意識して、受験を意識した学習を積み重ねていって欲しいと思います。