カテゴリ:授業の様子

授業のひとこま タブレットで協働

22日(月)4限目 1年生の家庭科の授業を、終わり際に少し見学させてもらいました。

みんなそれぞれにタブレットを開いて、プレゼン資料の作成中。聞くと

「子育てについて、分担してプレゼン資料を作って、発表するんです」とのこと。

班内でプレゼンシートを共有し、分担して作成するらしいです。

タブレットの使い方を質問する姿はほとんど見られません、協働作業に集中しています。

これまでにも書きましたが、Wifi接続さえわかれば、初日から抵抗なく使えるそうです。このあたりはデジタルネイティブのさすが。

学習を深めたり、効率よく進めたりする新しい文房具として、皆さんの力になる使い方を一緒に考えて、使ってください。

 

 

主権者教育公開授業

9日(火)5限 本校で「主権者教育公開授業」が行われました。

新しい学習指導要領で登場する「公共」も見据えて、地域創生を担う主権者を育てる教育の実践をねらいに研究を進めているとのこと。本校 姉崎教諭 の公開授業を、研究グループの方は直に、またオンラインでも配信して行われました。

内容は「選択的夫婦別姓について考察する」。法の下の平等、現在の日本の制度を理解して、

社会全体における影響(=幸福)、個人の尊重・法の下の平等(=公正)

の各視点から、夫婦同姓と夫婦別姓のそれぞれについて考察し、グループで結論(どちらを支持するか)を出してみよう、という内容。発表を聞くと、大人の視点に加え、子どもとしての意見も多く、高校生らしい議論。

主権者として、成人として、身につけること考えなければいけないことは沢山あります。逆に言うと、それだけ社会は若い世代に期待しているということですね。

2年生朝補習始まる

本校では例年2年生の3学期を、2年生から3年生への橋渡しの期間ととらえ、学習や進路意識の一層の向上に取り組んでいます。

特設クラスでは、朝学習をこれまでのプリント学習から授業担当者による補習に変更し、時間も増やしています。今年度は、共通テスト1年前(令和4年1月15日(土)、16日(日))となり、共通テスト対策模試なども始まることをきっかけにして、昨日20日(水)から実施しています。

本日、開始時間の8時過ぎに教室の様子を見て回りましたが、どの教室も欠席や遅刻はほぼなく、さっそく真剣に取り組んでいます。また標準クラスの朝学習も英語のリスニングや教科の課題に取り組み、頑張っている様子が伝わってきます。

出願に向けて進路相談したり特別講義などに取り組む3年生の姿を見ながら、1年後に向けて2年生もシフトチェンジです。

野球部 雪かき

昨日、今日と大雪で部活動は中止になりましたが、「少しでも」と野球部の生徒達が雪かきをしてくれました。
雪の中から元気な声がするので、何かと思えば、あちらこちらに散らばって雪かきに精を出す姿。

写真はハーツ前に抜ける通学路と押しボタン周辺の歩道の除雪の様子。生徒達もいつもお世話になっている歩道です。1時間ほど、一生懸命に活動してくれたおかげで十分なスペースの除雪ができました。

一時に集中的に降った雪で、車道は徐々に除雪が進んできましたが、歩道は雪に埋もれたまま。助かります。

明日からは、部活動も再開です。

12月最後の補習 2021年をよい年に

12月28日(月) 12月最後の補習です。

1年生は国数英、2年生は文系3教科、理系5教科で、それぞれ午前に70分×3講座。

そして、3年生は共通テストに向けて追い込みの5教科、70分×午前3講座・午後1講座。羽高生らしく元気に頑張っています。新年最初の1月4日、5日には模試形式の演習講座です。特に現役生は最後までやっただけ伸びるといわれます。力をつけていけば、自然と試験で発揮されます。いつも通り明るく平常心で勉強していきましょう。

 

さて、先日の「ふるさと先生」JTB相談役の田川氏のお話の中に、「コロナが10年先を連れてきた」というお話がありました。各教室にはタブレット用の保管BOXが設置され、本日1,2年生は初めてタブレットを手にするはずです。計画では数年かけて配置される予定だった1人1台のタブレットが、半年で配置されました。きっと3年生=受験生の勉強の仕方も例年とは違っているのだと思います。

ビデオ終業式で『USUI7』(羽水高校生が身につけたい7つの力)の話をしました。変化が加速されている中で、より自主性を発揮して、積極的に活動して、身につけていって欲しいと思います。

 

 

2021年も元気で明るく、みんなで良い年にしていきましょう!!

 

生物実験観察の授業4

2年生の理系生物選択者は、毎週木曜日に「生物実験観察」を行っています。

先週は、「ペーパークロマトグラフィーによる葉緑素分離の観察」でした。

今週は、「DNAの分子模型の作製」です。型紙に印刷された塩基対の塩基とデオキシリボースとリン酸を色ペンで塗り分けた後、それぞれの塩基対を切り出します。

この塩基対のデオキシリボースとリン酸の部分を谷折りと山折りを交互に繰り返して、凧糸で繋ぎながら糊付けしていきます。

最初は、戸惑いながらの作成でしたが、徐々に二重らせんができあがり、DNAの分子模型が無事完成しました。

生物実験観察の授業3

2年生の理系生物選択者は、毎週木曜日に「生物実験観察」を行っています。

先週は「アルコール発酵実験」でした。

今週は、ツンベルグ管を使った「脱水素酵素の実験」です。

アスピレーターで排気し、水素の検出にメチルブルー(青色)を使います。

脱水素反応が進み、酵素によって取り出された水素と結合したメチレンブルーが青色から白色へ脱色されます。

来週は、ペーパークロマトグラフィーによる葉緑素分離の観察の予定です。

1年PBL フィールドワーク

今日は1年生PBLで、フィールドワークを行いました。自分たちが関心を持っている地域や社会の課題について、企業・地域・大学・行政などの皆様のところに伺って、直接聞かせていただくものです。

4限目が終わると、昼食もとるやとらずで約束の時間に間に合うように先方へ向け出発。バスで向かうチーム、自転車で向かうチーム。

訪問先では、ご挨拶を終えるとさっそく担当の方を囲んで質問に。

福井新聞社を訪問させていただいた『女性活躍・子育て』チームは、女性記者の土生(はぶ)さんからお話を。「同じ数だけ男性と女性がいるのに、なぜ女性活躍って言わなきゃいけないんだろうね?」「なんでお父さんって育児休暇取らないんだろうね?」と、逆に疑問を投げかけられながら話が深まっている様子。

どのチームも帰校すると、たくさんの情報に頭がパンクしそうな疲れとともに、充実した顔。自ら学校の外に出てお話を聞かせていただく大変さと楽しさも全てが経験です。今日の内容から、課題を掘り下げて、それぞれのテーマを設定していくのがこれからの仕事です。

 ご協力いただいた皆様、まことにありがとうございました。

(いくつか確認が不十分でご迷惑をおかけしました。改善してまいります。)

コラボ授業 現代社会+英語

11月2日(月) 公開授業「コラボ授業 現代社会+英語」が行われました。

1年生 現代社会「世界の政治体制 アメリカの大統領制」の一環として、地歴公民科の姉崎先生と英語科のライアン先生・山本先生がコラボ。まさに今、行われているアメリカ大統領選挙から、両候補の主張を英語で理解し、それぞれの立場でディベートしようという授業の1時間目。(”教科横断型授業”とか、特に教科内容と英語の組み合わせを”クリル”と呼ぶことも)

 この授業では、まずアメリカ大統領の選挙制度について日本語で理解した後、A/B2つのチームに分かれて両候補の主張を「GunControl」「Healthcare」「Protests」の3つの論点に絞り、英語で聞き取って理解。米国の支持者の動画や、ALTと英語の先生の代読で聞き取りました。それを、A/B逆のメンバーに伝えなければならないとあって、生徒達もいつも以上に懸命。3つの論点に絞ってあるので理解しやすいとは思いますが、英語で直接聞くのでリアリティを一層感じる様子。自分なりに理解した内容をまとめて、今度は英語で伝えていました。伝えるほうも聞くほうも、一生懸命でまさに協働という感じでした。

 

生徒からは「アメリカのことだが、少し身近に感じた」「初め聞き取りが難しいと思ったが、伝えるのはもっと難しい」と、それぞれの教科の視点からの感想も。とても興味深く、知識や活動もフル回転の授業だったようです。

興味を深める、活用する授業を、どんどん作っていって欲しいと思います。

(11月3日の福井新聞でも紹介されています)

総合的な探究の時間

水曜日7限目は『総合的な探究(学習)の時間』です。

1年生は、11月5日のフィールドワークに向けて訪問先とのアポ取りをしていました。

自然・環境/地域づくり/観光/女性活躍/・・・それぞれのチームで探究を進めようというテーマにそって、地域、企業、行政のここに伺って聞きたいというところに。聞きたいことを整理した紙を片手に、教室で廊下で場所を見つけて電話をさせていただいていました。フィールドワークを通してテーマの理解を深め、自分たちの探究テーマを固めていきます。アポ取りもコミュニケーションの練習ですね。

なお、本校では探究の時間は BYOD (Bring your own device)。使い方や使用場所を約束しながら、生徒が探究活動のために個人のスマホなどで情報収集をしたり、連絡をとっていいことになっています。

 

2年生は、11月の中間発表に向けてさらに伺いたいことや確認したいことなど、こちらはZoomや電話でのインタビュー、直接訪問など、それぞれの内容に合わせたコンタクトです。「コロナのせいで進んでない〜」と悲鳴をあげている生徒も。たくさんの方々のご協力で探究活動が続いています。皆様ありがとうございます。