2021年2月の記事一覧
東京オリンピック 聖火トーチ 展示
3年生の国公立大学前期試験受験の皆さん、お疲れ様でした。
ちょっと一息ついて、さっそく、中期や後期の準備に取りかかっている人もいるかと思います。
卒業式で皆さんの元気な顔に会えるのを、楽しみにしています。
さて、東京オリンピックまで147日となった26日昼、北陸コカコーラさんからお声かけいただき、東京オリンピックの聖火リレーに使用されるトーチが生徒玄関に展示されました。
リオオリンピックのトーチ(奥)と並んで展示された東京オリンピックのトーチ(手前)。
東日本大震災の仮設住宅のアルミ建材が一部再利用されているとのこと。
「桜ゴールド」のシンプルながら日本らしいデザインとコンセプトのトーチと拝見しました。
突然の展示に驚いた生徒諸君も、早速記念写真など。
オリンピックも、インターハイも、コロナから復活の大会となるといいですね。
風花随筆文学賞 辻谷さん 最優秀賞
本県出身の作家 津村節子 さんの随筆集『風花の街から』にちなんで、全国から随筆を募集している「風花随筆文学賞」。
第24回となる本年、高校生の部の最優秀賞である知事賞に、本校2年生の辻谷さんの作品が選ばれました。
また、奨励賞に1年の田中君の作品が入賞しました。
福井県知事賞 辻谷侑海さん(2年) 題名「ありふれた毎日も」
奨励賞 田中琉晴くん(1年) 題名「祖父とりんご」
おめでとうございます。
全国と海外から高校生の部には3082点の応募があったと、本日の新聞に掲載されていました。
辻谷さんの作品は、近く福井新聞で紹介される予定とのこと。
早く読んでみたい! 楽しみにしています。
前期試験に向かう3年生へ
25日から国公立大学前期日程の試験が始まります。
県外に受験に行く人は22日の特別講座を最後に、県内受験の人は24日ぎりぎりまで受講して、それぞれ受験に向かう3年生が多いかと思います。
自分の勉強が「完璧」なんて思える受験生は、なかなかいません。
「ここまでやれるだけのことはやってきた。いつも通りにやろう。」
そんな気持ちで臨めるといいなと思います。そして、
「多少の失敗は気にしない。最後の科目、最後の時間まで、集中して考えるぞ」
受験も明るく元気に、集中力を発揮されることを祈っています。
授業のひとこま タブレットで協働
22日(月)4限目 1年生の家庭科の授業を、終わり際に少し見学させてもらいました。
みんなそれぞれにタブレットを開いて、プレゼン資料の作成中。聞くと
「子育てについて、分担してプレゼン資料を作って、発表するんです」とのこと。
班内でプレゼンシートを共有し、分担して作成するらしいです。
タブレットの使い方を質問する姿はほとんど見られません、協働作業に集中しています。
これまでにも書きましたが、Wifi接続さえわかれば、初日から抵抗なく使えるそうです。このあたりはデジタルネイティブのさすが。
学習を深めたり、効率よく進めたりする新しい文房具として、皆さんの力になる使い方を一緒に考えて、使ってください。
福井ラウンドテーブル の様子
20(土)福井ラウンドテーブル 参加の様子です。
学校からは、2つの大きな部屋に生徒5名、先生3名がそれぞれ広く陣取り、タブレットとヘッドセットで各グループにオンラインで参加。他に自宅から入っている生徒もいるようです。
生徒も、大学・高校の先生、また大学生など大人の方に混じって、各8人ほどのグループの一員として意見交換しています。
どこからでも、いろいろな方が集まってオンラインで一つのことを話し合えるって面白い。
思い切って参加することから、いろいろな興味が広がり、深まってていきますね。
福井ラウンドテーブルに参加
探究活動の一環として、福井大学大学院 福井大学、奈良女子大学さん等が連合して実施される
「実践研究福井ラウンドテーブル2021SPRING SESSIONS」に本校の生徒もオンラインで参加させていただきます。
20日(土)当日は、オンライン・ポスターセッション、シンポジウム、ワークショップ、フォーラム等が開かれるようですが、
ZONE E 探究:学びと教えのニューノーマルを協働探究する -若者たちと大人たちによる新しい学びの地図のデッサンー(オンサイト会場:奈良女子大学、オンラインZoomで開催)
に参加させていただきます。
・コロナで激変した社会や世界の将来について、他校の高校生や大学生、大人な方と話し合ってみたい
・「学び・社会とは何か」について、いろいろな意見を聞いてみたい
・教育関係に興味がある
など、いろいろな思いで参加するものと思います。
昨年も15名の生徒が参加して、視野が広がる素晴らしいミィーティングだったようです。
今年も、沢山考え、意見交換に参加して、いい刺激をもらってください。
男子バスケットボール部 北信越新人大会
男バス 北信越新人大会。
2月13日(土)長岡北部体育館 9時30分 試合開始
対:東海大諏訪高校
(以下チームからのレポートです。)
東海大諏訪高校が得意とするフルコートでのマンツーマンディフェンスを想定し練習を行ってきました。試合開始直後から予想通り激しいディフェンスを受けましたが、一人一人が練習してきたことをしっかり行い、シュートまで持ち込んでいきました。
一方で、リバウンドや身体の強さなど、全国強豪校の力を実感する場面も多くありました。県内大会、そして北信越に向けてチームはかなりまとまってきましたが、今大会を通じて、まだまだ自分たちに足りない部分を知ることができました。この貴重な経験を活かし、さらなる成長を目指して今後の練習に取り組んでいきたいと思います。
羽水39-東海大諏訪123。
北信越という大きな舞台を経験し、新たな課題を見つけた様子。一層の活躍に期待したいと思います。
県高文連 奨励賞受賞
10日(水)県高校文化連盟の表彰式が行われ、全国大会やブロック大会で優秀な成績を収めた生徒や、芸術文化活動に尽力された先生方、8団体と51名が表彰されました。本校からは
『奨励賞』
・放送部 (北信越選抜大会 オーディオピクチャー部門 優良校)
・山下愛海 さん(放送部3年 北信越選抜大会 朗読部門 優良賞)
・森下りみ さん(美術部3年 全国総文高知大会 美術・工芸部門 出品)
放送部の2人と森下さんは、代表として登壇し、皆さんの前で表彰を受けました。
おめでとうございます。
主権者教育公開授業
9日(火)5限 本校で「主権者教育公開授業」が行われました。
新しい学習指導要領で登場する「公共」も見据えて、地域創生を担う主権者を育てる教育の実践をねらいに研究を進めているとのこと。本校 姉崎教諭 の公開授業を、研究グループの方は直に、またオンラインでも配信して行われました。
内容は「選択的夫婦別姓について考察する」。法の下の平等、現在の日本の制度を理解して、
社会全体における影響(=幸福)、個人の尊重・法の下の平等(=公正)
の各視点から、夫婦同姓と夫婦別姓のそれぞれについて考察し、グループで結論(どちらを支持するか)を出してみよう、という内容。発表を聞くと、大人の視点に加え、子どもとしての意見も多く、高校生らしい議論。
主権者として、成人として、身につけること考えなければいけないことは沢山あります。逆に言うと、それだけ社会は若い世代に期待しているということですね。
PBL最終報告会から
2月3日(水)2年生PBL(探究活動)の最終報告会が行われました。
私は残念ながら出張で参加できなかったので、写真だけ掲載します。(探究企画部の facebook もご覧ください)
次の日、ある生徒に様子を聞いたら、「これまで中間報告会などで厳しいアドバイスが多かったので、そのアドバイスを受けて大きく軌道修正して今回の発表になった。今回はいい評価をもらえた。」と、充実感の顔。外部の方の厳しい意見こそ、探究力を育てる大きな刺激と感謝しています。40名を超えるアドバイザーと参観の皆様から、生徒に、そして本校PBLに対してアドバイスやご意見をいただきました。ありがとうございました。
さて、先週、新聞にいくつもの県立高校の探究活動の報告会の様子が、掲載されていました。
また、先日の福井新聞に『「2.43」大野が聖地に』という記事がありましたね。
本校PBLも福井市に大変お世話になっていますが、大野市にも「私が未来の市長プロジェクト」という、高校で市の活性化等について探究し、市に提案する事業があります。これまでに「#まいおおの」「空き家0」といった提案が実現しています。昨年度の最優秀が「大野を聖地化」というアニメなどで大野を聖地化してはという提案だったと記憶しています。「2.43」は市が関わったものではないのでしょうが、いいタイミングのいい提案だったなと、この記事を見て思い出しました(私は昨年は大野高校勤務でした)。
今回の報告会でも、本校のPBLは5年の取り組みを重ね、いい活動になったと感想をいただきました。探究活動で培った探究力や表現力で、進路を決定したであろう生徒もいます。探究は自分事として面白がって取り組むと、力にもなるし、長く自分のモチベーションにもなるのだと思います。
本校PBLで発想したものや、ヒントを得たものを『実現』する姿も、将来見られるかもしれません。「アントレプレナー」の時代。これもPBLで培った生徒諸君の行動力に期待したいと思います。