PBL最終報告会から

2月3日(水)2年生PBL(探究活動)の最終報告会が行われました。

私は残念ながら出張で参加できなかったので、写真だけ掲載します。(探究企画部の facebook もご覧ください)

 

次の日、ある生徒に様子を聞いたら、「これまで中間報告会などで厳しいアドバイスが多かったので、そのアドバイスを受けて大きく軌道修正して今回の発表になった。今回はいい評価をもらえた。」と、充実感の顔。外部の方の厳しい意見こそ、探究力を育てる大きな刺激と感謝しています。40名を超えるアドバイザーと参観の皆様から、生徒に、そして本校PBLに対してアドバイスやご意見をいただきました。ありがとうございました。

 

さて、先週、新聞にいくつもの県立高校の探究活動の報告会の様子が、掲載されていました。

また、先日の福井新聞に『「2.43」大野が聖地に』という記事がありましたね。

本校PBLも福井市に大変お世話になっていますが、大野市にも「私が未来の市長プロジェクト」という、高校で市の活性化等について探究し、市に提案する事業があります。これまでに「#まいおおの」「空き家0」といった提案が実現しています。昨年度の最優秀が「大野を聖地化」というアニメなどで大野を聖地化してはという提案だったと記憶しています。「2.43」は市が関わったものではないのでしょうが、いいタイミングのいい提案だったなと、この記事を見て思い出しました(私は昨年は大野高校勤務でした)。

 

今回の報告会でも、本校のPBLは5年の取り組みを重ね、いい活動になったと感想をいただきました。探究活動で培った探究力や表現力で、進路を決定したであろう生徒もいます。探究は自分事として面白がって取り組むと、力にもなるし、長く自分のモチベーションにもなるのだと思います。

本校PBLで発想したものや、ヒントを得たものを『実現』する姿も、将来見られるかもしれません。「アントレプレナー」の時代。これもPBLで培った生徒諸君の行動力に期待したいと思います。