前期 公開授業週間

5月30日(月)から2週間、教員の一層の授業力向上のために授業を見せ合う「公開授業週間」です。

教科ごとにテーマを設定して研究授業と研究協議も行われます。この春のテーマは、「PK法(紙芝居プレゼン法)」「タブレット活用」「映像活用」「指導と評価」などです。

 

先陣を切って行われた数学の研究授業は、領域内の点におけるある式の値の最大・最小を考える問題。生徒達の机上にはタブレットとプリント。問題が提示されると、生徒達は図形ソフトを使ってイメージをつかもうとします。問われていることと図形的な意味、計算が上手くつながっているでしょうか。

参観の先生方も、廊下でタブレットを開きながら。

時間が来ると練習問題の解答が配信されたり、授業終わりにはアンケートで授業を振り返って、その結果が続いて行われる研究協議ですぐにみられるとか。

 

続いて、家庭科。エプロンの制作です。

ホワイトボードやマネキンで現物を確認し、プロジェクタで手順を確認。タブレットで各工程の動画も参考にできるとか。自宅でお料理したり裁縫したりも、タブレットで手順確認しながらだと便利でしょうね。

まち針の打ち方やミシンのかけ方も科学ですね。実習もあり生活に生きて、改めて興味深い科目です。

ICTは新しく有効な道具。有効に使いながら、いかに考える授業、よくわかる授業になるか。

先生たちも研究し工夫しています。