2020年12月の記事一覧

12月最後の補習 2021年をよい年に

12月28日(月) 12月最後の補習です。

1年生は国数英、2年生は文系3教科、理系5教科で、それぞれ午前に70分×3講座。

そして、3年生は共通テストに向けて追い込みの5教科、70分×午前3講座・午後1講座。羽高生らしく元気に頑張っています。新年最初の1月4日、5日には模試形式の演習講座です。特に現役生は最後までやっただけ伸びるといわれます。力をつけていけば、自然と試験で発揮されます。いつも通り明るく平常心で勉強していきましょう。

 

さて、先日の「ふるさと先生」JTB相談役の田川氏のお話の中に、「コロナが10年先を連れてきた」というお話がありました。各教室にはタブレット用の保管BOXが設置され、本日1,2年生は初めてタブレットを手にするはずです。計画では数年かけて配置される予定だった1人1台のタブレットが、半年で配置されました。きっと3年生=受験生の勉強の仕方も例年とは違っているのだと思います。

ビデオ終業式で『USUI7』(羽水高校生が身につけたい7つの力)の話をしました。変化が加速されている中で、より自主性を発揮して、積極的に活動して、身につけていって欲しいと思います。

 

 

2021年も元気で明るく、みんなで良い年にしていきましょう!!

 

「受験生応援メッセージ」と「おすすめの一冊」

今日は1,2年生は午前GTEC(英語の外部検定)とLH、午後からは保護者懇談会。3年生は終日三者懇談会です。校内を見ていたら玄関掲示板と図書掲示板が新しくなっていました。

生徒玄関の掲示板には『受験生応援メッセージ』。三者面談に合わせて掲示してくれました。三年生の先生方からのメッセージ。もう十分届いていると思いますが、こうやって形にしてもらうと改めて気持ちが伝わります。先生方の似顔絵と絵馬は、図書委員さんと司書の先生の手によるもの。これもすごいなと。

また、北館の階段踊り場には『先生おすすめの一冊』。2年生の先生方からのバージョンに新しくなりました。それぞれの得意な分野や趣味の分野から。この先生がこの本、なるほど〜、へ~そうなんだ、と、いつもながら紹介を見ているだけでも楽しくなります。こちらの掲示も見事な出来栄え。

生徒の皆さん、保護者会でおいでの保護者の皆様、是非近くでご覧ください。

 

第2体育館にリング出現 ボクシング新人大会

12月19日(土)、20日(日)本校第2体育館でボクシング新人大会が行われました。

連盟、保護者の皆様にも協力いただいて第2体育館にリングが出現。羽水高校、武生工業高校(武生商工高校)の体育館にそれぞれ1組ずつあるそうです。

既に大会出場経験のある選抜の部に9選手、そして1年生の新人の部に8選手が出場。外は雪が降りしきる中ですが、選手は寒さをものともせず熱い戦いを繰り広げました。夏よりもスピードもパワーもアップした緊迫した試合の結果、1月の北信越大会に12選手の出場が決まりました。

 

試合が終わったら両校の選手が一堂に会して記念撮影。チーム福井で切磋琢磨して北信越に選抜に、そして来年のインターハイに向かっていってください。

北信越大会に本校からの出場決定者は以下のとおりです。

<選抜の部>

ライトフライ級 山﨑皓太(2年)

ライト級 山口優真(2年)

ライトウエルター級 八木大河(2年)

ウェルター級 和田岳大(2年)

<新人の部>

ライトフライ級 坂本晏慈(1年)

バンタム級 廣本琉偉(1年)

ライト級 森友宏(1年)

ライトウェルター級 土井千颯(1年)

ウェルター級 水野泰成(1年)

 

 

2年生 学部学科説明会

18日午後(一部は16日放課後)には、2学年の学部学科説明会が実施されました。

大学の学部・学科での教育内容や研究内容、および大学卒業後の進路について、学部ごとの特色や特徴を学び今後の進路設計に役立てるこの企画。今年度は国公立私立、県内外の9つの大学から17名の先生方に、ご専門の分野・学科について講座を開いていただきました。多くの講座はZoomで、県内の数校からは直接来ていただいての実施。

生徒達は17の講座から、自分が志望したい分野を選び受講しました。

このうち福井医療大学の永野克人先生の講座では、「物理療法学」について電気治療器を実際に触って体験しながら、その効果についてクイズ形式で考えたり。イメージでしかなかったものに実際にふれ、一層興味が深まった様子。

また、仁愛女子短期大学の中尾繁史先生からは、幼児教育学科を卒業して附属幼稚園で活躍している2人の先輩の様子なども聞かせていただきました。それぞれに目標をもって進学し、頑張っている様子を聞かせていただけるのはとてもありがたく、また参考になります。

3年生の受験の様子を見ながら、2年生は進学先のイメージを具体的にし志望校を固めていっています。志望は様々ですが、将来いろいろな形で、地元でまた県外からも、福井を支える人材に育って欲しいと思います。

「ふるさと先生」 JTB相談役 田川先生ご来校

12月18日(金) 県が実施している 夢や希望を育て未来を築く教室「ふるさと先生」で、株式会社JTB取締役相談役の 田川博己 氏が来校されました。

お父様の実家が福井で、子どもの頃の夏休みは福井で過ごされたという田川氏。

自分のふるさとの・良いところ・悪いところ について5分語れますか?、我が国が持つ「観光先進国」への可能性、多角的な視点が重要、2021オリンピックから2025大阪万博、等々。

PBLで観光や地域づくりをテーマにしている生徒や、社会科学を志望する2年生39名が興味深く受講。ツーリズム業界のリーダーとして国内外で活躍され、福井のことをとてもよくご承知の田川先生から、興味深いヒントをいくつも教えていただきました。

お話の後には、生徒からなかなかいい質問も。生徒諸君が何を聞き取り、何に興味を持って展開していくか。楽しみです。

田川先生 大変示唆に富んだお話をありがとうございました。

 

写真部 近畿総文WEBと福井新聞に

写真部の活躍の様子を紹介します。

今朝の福井新聞『写真の広場 11月の入賞作品 学生の部』に、

本校写真部 1年 山口瑞希さんの作品 「みっつめのアイスクリーム」

が掲載されていました。

『福井新聞社提供』

まさに、いただいた講評通りの写真ですね。

 

また写真部からは、先日始まった『第40回近畿高等学校総合文化祭 奈良大会(WEB開催)』でも、

写真部門 2年 加藤佑規くんの作品 「残暑」

が、出品されています。また、総合開会式の配信アーカイブの参加府県紹介でも写真部の 加藤 佑規 くん、重谷 玲空くん の二人が紹介してくれています。こちらは、「近畿総文 2020」、「WEB KINKI NARA 2020 特設ページ」で検索してぜひご覧下さい。1月17日(日)までです。

 

生物実験観察の授業4

2年生の理系生物選択者は、毎週木曜日に「生物実験観察」を行っています。

先週は、「ペーパークロマトグラフィーによる葉緑素分離の観察」でした。

今週は、「DNAの分子模型の作製」です。型紙に印刷された塩基対の塩基とデオキシリボースとリン酸を色ペンで塗り分けた後、それぞれの塩基対を切り出します。

この塩基対のデオキシリボースとリン酸の部分を谷折りと山折りを交互に繰り返して、凧糸で繋ぎながら糊付けしていきます。

最初は、戸惑いながらの作成でしたが、徐々に二重らせんができあがり、DNAの分子模型が無事完成しました。

クリスマスに 茶華道部

茶華道部の生徒が、校長室にお花を届けてくれました。

白い枝に少しラメが入り、白と赤そして黄色のお花。「クリスマスっぽいね」と声をかけると、「そうなんです。しばらくお茶をやっていたんですが、クリスマス近いし久しぶりに生けようということになって」と。「夏頃はお花生けて飾ってくれることが多かったよね」と聞くと、「夏は感染予防もあってお茶を控えてお花が多かったんですが、注意しながらお茶も出来るようになったので」と。

現在は2年生6人と1年生4人の計10人で活動している茶華道部。お花を生けると、校内のあちらこちら、教室近くの廊下や階段にも飾ってくれます。教室近くにお花が活けてある学校もあまりないかも。生徒諸君も大切に鑑賞してくれています。

近畿高校総文Web 12月12日(土)〜

第40回近畿高等学校総合文化祭が、12月12日(土)10:00 の「総合開会式」映像ライブ配信から始まります。

開会式は、式典、府県紹介、部門紹介、奈良県の高校生による発表、デモンストレーションが行われるとのこと。本校生徒も福井県紹介をしてくれるそうです。

「近畿総文 2020」等で検索していただき、そこから「WEB KINKI NARA 2020 特設ページ」に飛んでください。

12日(土)10:00 総合開会式

開会式後〜1月17日(日) 各部門のWeb上での発表

をご覧いただけるようです。本県、そして近畿各県の発表をぜひご覧ください。

朝読書と「科学道100冊」

期末考査が終わり、特別時間割に合わせて朝読書がはじまりました。

学期末の2週間8:20〜8:40で行っています。初日の7日(月)こそクラスによって少しバタついたようですが、昨日あたりは8:20になるとどの教室もシンとなり、各自思い思いの本に向かっているようです。

そんな中、理化学研究所(国の自然科学の総合研究所)と編集工学研究所(本の可能性を追求するという企業)の「科学道100冊」というプロジェクトのパンフが学校に届いているのが目に止まりました。どんな100冊かなとQRコードから書籍リスト2020のぞいてみると、今年のテーマの「驚異のカラダ」「宇宙フロンティア」「世界を変えた科学者」に続き、科学クラッシックスには子供のころ読んだ「シートン動物記」、学生時代に強烈な印象があった「裸のサル(デスモンド・モリス)」、教員になって手に取った「いかにして問題をとくか(G.ポリア)」などの懐かしい本も。「新型感染症」や「はやぶさ2」などをきっかけに、興味を持った科学の本を読んでみると新しい世界が広がるかも。

リフレッシュには推理小説等も欠かせないですかね。どんな内容の読書も、勉強だと思わず、楽しみたいですね。

 

福井銀行本店グランドオープン 記念イベント出演

12月7日(月)福井銀行本店グランドオープンの記念イベントに、本校吹奏楽部のサックス6重奏と金管8重奏が招待されました。授業が終了してから、移動、演奏開始というスケジュールでしたが、福井銀行スタッフ皆さんの迅速な誘導、心温まる歓迎のおかげで、素晴らしい本店ビルで演奏を披露することができました。会場からの温かい拍手に包まれて、無事本番を終えました。福井銀行の皆様、会場の皆様、ありがとうございました。

また、この演奏の機会を作って下さったのは本校吹奏楽部の先輩でした。そして本番には、同じく吹奏楽部の先輩数名が,仕事や家事の合間に見に来てくださったようです。現役メンバーや顧問との面識はありませんが、かけつけてくださいました。練習場である生徒会館で3年間を過ごし卒業された多くの先輩方が、現役世代を応援してくださっていることに感謝いたします。

(演奏曲目)

サックス6重奏 ♪「名探偵コナンメインテーマ」♪「千と千尋の神隠しメドレー」

金管8重奏 ♪「糸」♪「銀河鉄道999」

2年生 修学旅行について

本日放課後、学年集会がありました。

2年生の集会では、2学期の学校生活、模擬試験、生活習慣などを振り返りながら、3年生0学期に向けて気持ちを新たにしていました。ひとりひとり、聞く様子がしっかりしているのは、とてもいいなと思いながら拝見していました。

その中で、学年主任から「修学旅行」の検討の様子について話がありました。 2年生の修学旅行について、本校では8月に保護者の皆様にアンケートをさせていただき、方面を変えずに3月に予約を変更しています。出来るだけ中止を避け、方面や日程の変更も含めて検討していく旨もお知らせしたところです。その後、感染状況を見てきましたが、全国的な第3波で、特に都市圏や目的地を含む観光県などでは感染が多い状況が続いています。

 11月下旬から12月に計画していた県内の高校でも、再度の延期や方面変更を検討されている学校があるようです。実施2か月前を目途に関係各所と計画を確認をしていくため、本校におきましても、方面の変更とそれに伴う日程の変更を含めて再検討をしています。

 先の様子が見えない中で計画するのは大変難しいことですが、「安全に、思い出に残る研修に」を最優先に考えていきたいと思います。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

自然科学部 昆虫班の野外活動

 12月6日(日)、自然科学部 昆虫班が野外活動をしました。福井市西部の丘陵地帯の雑木林にて、越冬している昆虫類の幼虫と卵の観察と採集が活動の目的です。

 現地に10時に集合して活動を開始しました。まず、エノキの根元の落ち葉から、オオムラサキの幼虫とゴマダラチョウの幼虫を採集しました。

 また、複数のゴマダラチョウの幼虫が、越冬のために幹を下っている様子も観察できました。次の画像は、採集したオオムラサキの幼虫です。エノキの落葉にしがみついて越冬します。

 その後、コナラ林へ移動し、ミズイロオナガシジミの卵を探しました。小枝の先端に付いている0.8mm程度の非常に小さな卵です。採集にとても苦労しましたが5卵採集できました。

 今日採集した昆虫類の幼虫と卵は、来年の3月から飼育を始め、観察データを記録し、蛹、成虫となり、標本にする予定です。

教育実習終了

先日まで本校では、3週間にわたり3名の教育実習生を受け入れました。

実習生先生方よりのコメントをいただきました。


・K先生(生物)
 「初めての事ばかり、かつ授業などの責任重大なことが多く、最初は不安や迷いばかりでした。ですが、温かく、手厚く対応してくださった教員の方々、快く受け入れてくれた生徒たちのおかげで充実した3週間を過ごすことができました。そんなみなさんへの感謝と、ここで得た経験を忘れず、教員を目指し頑張ろうと思います。ありがとうございました。」

・M先生(英語)
「緊張ばかりの実習でしたが、それ以上にこの羽水高校での実習は、たいへん充実したものであり、素晴らしい経験でした。優しく迎え入れ、ご指導くださった教員の方々、まっすぐでピュアな気持ちを伝えてくれた生徒たちに感謝してもしきれないです。絶対に教員として、ここに戻りたいと思っております。ほんとうにありがとうございました。」

・K先生(英語)
 「3週間の実習は毎日が新鮮であると同時に、教員という仕事の影響力の大きさも実感しました。実習で学んだことや経験を踏まえて、良き教育者となれるよう、今後も勉学に励みます。実習期間中、親身に対応してくださった先生方、一生懸命授業に協力してくださった生徒の皆さんに感謝しています。たくさんのご指導とご協力、ありがとうございました。」

各先生方の今後のご活躍を祈っております。

 

虹の写真

今日は期末考査3日目。あと1日、皆さん頑張ってください。

朝方の雨から晴れ間がのぞいた登校時間帯に、学校前から西の空に見えた虹の写真を見せて頂きました。きれいな虹です。

はっきりと見える虹を主虹といい、写真右上にうっすらと副虹とおぼしき2つ目の虹があるようです(わかりますかね)。その主虹と副虹との間の空が暗くなって見えるのが『アレキサンダーの暗帯』だろうと、理科の先生が教えてくれました。調べてみると副虹が見えることも、さらに暗帯が見えることは珍しいことのよう。

誰かが写真を撮ってくれて、誰かが教えてくれなければきっと知らなかったこと。学校にはいろんな専門の先生がいて、興味をもって話題にすると知らなかったことにたどり着けるんだと思った一コマでした。

 

皆さんで羽水高校をより良くしていきましょう! 生徒会と委員会の活動

先週のことですが、風紀委員会が登校時間帯に、交通委員会が下校時間帯に生徒のみんなに呼びかけ運動をしていました。

風紀委員会は、毎朝10人ずつ程交替で「ボタンをしめよう」と書かれたポスターを手に、男女それぞれ制服の着方について、交通委員は帰りのSH後に自転車の乗り方など交通安全について、生徒玄関前で呼びかけていました(本校周辺は道路と交通量も多く、特に自転車の運転には気を付けて事故がないように)。生徒会の呼びかけで、アンケートなどもとって活動したようです。

昨年は生徒会の活動で『パンの自動販売機』が入ったそうです。「女子生徒もパンを買いやすく、また、部活動の後や放課後残って勉強しているときにも買えるように」と導入を要望したそうです。女子の制服も、同じく生徒会の活動でリボンやカット、長袖の夏服やニットベストと、より素敵に機能的に変わってきたと聞いています。

身の回りのいろいろなことに課題を見つけ、自分たちで行動してみる。すぐに成果が表れても、そうでなくても、その活動はとても意義のあることだと思います。