租税教室および財政教育プログラム

9月14日(月)に租税教室を実施したところ、「ほかのクラスでもぜひ」という声が上がり、16日(木)17日(金)にも1年生の他のクラスで実施しました。

租税教室および財政教育プログラムは、グループで財政予算をたてる過程を通して、税とその使い方に関心を持ちましょうというプログラムだそうです。

グループ活動では、タブレットを用い、歳入・歳出のバランスを考えながらメンバーで意見交換が積極的に行われました。

参加の先生によると、
・「子育てに優しい社会」をテーマに考えていたチームが生活保護の歳出を増やしていて、なぜ?と話を聞くと、家庭状況によらずきちんと安心して子育てできる環境にするため、と納得のいく説明。どのグループも根拠を明確にしながら発表をしていたのが印象的でした。

また、生徒の感想では

・「将来、税金の使い方はこうなっていてほしい」などをグループで共有し、深く考えることができました。早い時期に財政について考えることができて良かった。

・国の財政はどう決定されているのか理解できた。バランスよく考えて決めることが必要で、自分の視野を広げると、よりよい財政を考えることができるのではないかと思った。

など。

選挙権年齢の引き下げに続き、成人年齢の引き下げが実施されます。早くから社会に関心を持ち、参加していく意欲と、安全な社会生活を身につけていってほしいと思います。

財務省北陸財務局福井財務事務所、福井税務署、税理士のご指導いただいた関係の皆様、ありがとうございました。